12月5日、「平和祈念のつどい」と「もちつき体験」がありました。
第1部は、滋賀県平和祈念から来られた前川啓史さんに、「戦後70年を考える~明日への平和のバトンタッチ~」の講演をしていただきました。
「何をしているところでしょう」「いつかぶったのかな」のクイズでは、実際に使われていた防空頭巾や赤紙の紹介があり、かぶせてもらったり、間近で見たりすることができました。また戦中の体験談や当時の様子を映した映像を見せていただくことで、子どもから大人までさまざまな年代の方が、当時のことをより身近に感じることができました。最後には、詩人石垣りんさんの「戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまた私たちに近づく」を紹介していただきました。
第2部は、OGG(おじじ)さんによるコンサートです。
役者やミュージシャン、舞台技術者などさまざまな活躍をしてこられたOGGさんは、現在劇団「ザ・スーパースター」の主宰をしておられます。自身や家族との経験を、ギターの弾き歌いや語りを交えて楽しくお話してくださいました。最後には「上を向いて歩こう」を会場のみなさんと一緒に歌いました。
1部、2部を通して平和の大切さ、命・人権の大切さについて知ることができました。お話を実際に聞くことで、自分や身近な家族のこととして感じることができました。
11時半からは、もちつき体験がありました。
大きな石うすに入った蒸したてのもち米を、重たいきねでついていきます。小さな子から小学校高学年まで、沢山の子どもたちがおもちをつきました。つきたてのおもちは「砂糖醤油」「大根おろし」「きなこ」の3種類の味でいただきます。あたたかくよくのびるおもちを、みんなおいしそうに食べていました。中には5回もおかわりした人もいて、「おなかいっぱいやー」「もう食べられへんかも」とお腹をさすりながらも、嬉しそうにしていました。