11月24日、自主活動学級がありました。今回は、人権教室とサツマイモ料理です。
人権教室では、各学年ごとに集まって小学校の先生の話を聞きました。
1年生……『くまのこうちょうせんせい』
3年生……気持ちを伝えるツリー
4年生……話の続きを創作して、気持ちを考える
5年生……『ぼくが今考える、人権』
1年生は、実話をもとにした絵本を読みました。人それぞれできないことがあること、相手ができないことを責めてしまいがちなこと、できないことがあったと気づいて謝ることができたこと、いろんな「気づき」がありました。お話を聞いて、もし自分だったらどうするかな? どんな声かけをしようかな>?と考えました。
5年生は、いじめを受けていた女の子を見ていたけれど、何もできなかった「ぼく」の話を聞きました。「もし、みんながその子を見ていたらどう行動する?」先生の問いかけに、みんなううーん、と考え込みました。「助けてあげたいけど、なかなかむずかしい」「そういう場面を見たことがあるけど…声をかけてあげたい」「でも声をかけてあげや、って言われるけど簡単じゃない。いろいろと複雑」などいろんなつぶやきが聞こえました。
後半は、サツマイモのおやつ作りです。
まず、あらかじめ蒸してあるサツマイモを輪切りにします。「ネコの手にするんだよ」「知ってるー!家でやってる!できるよ!」と、わくわくした声がいっぱい上がりました。小学校の先生たちに見守られながら、1人1人、ゆっくりていねいにサツマイモを切ることができました。
次は、サラダ油を敷いたホットプレートに、サツマイモを並べて揚げ焼きにします。菜ばしでひっくり返して焼いていると、甘くていい匂いがしてきます。「おいしそう~」「もっと、あっちもひっくり返そう」「もういいかなあ?」と、おいしそうな匂いに、みんなそわそわしていました。キツネ色になったら、バットに引き上げていきます。
味付けは、砂糖と塩です。それぞれのテーブルで、あつあつ、ほくほくのサツマイモをいただきました。砂糖をたっぷりまぶしたサツマイモは1年生に特に人気で、あっという間になくなりました。塩味も、サツマイモの甘みを感じることができて、おいしかったようです。
後片付けは、高学年が率先してやってくれました。皿洗いをしたり、ふきんで水拭きをしたりと、自分たちですることを見つけて片づけようとする姿は、とてもすばらしかったです。
楽しそうな声と笑顔がいっぱいの活動になりました。
来年もサツマイモを植える予定です。またみんなでおやつ作りをできるといいですね。