7月24日(火) 小~中学生を対象とした地域学習がありました。
今年も女性部の方に来ていただいて、あい染めの歴史や伝統について話を聞きました。どんな植物を使うのか、植物を加工して染める液を作る工程や他にもあい染めが盛んだった徳島県についても説明してもらいました。あい染めの液なのに藍色でないことや徳島のことなど、子どもたちも初めて知ることがいっぱいで興味津々で聞いていました。
次に、会館職員の方に染め方を教えてもらいました。ビー玉やコインを紐やゴムで絞ったりして模様を作る技法を教えてもらい、
自分のオリジナルの模様を作ったりして楽しく取り組んでいました。
例年は子どもたちは模様づくりまでで後の染めたりすすいだりといった作業は大人がしていましたが、今年は全作業を子どもたちが行いました。あい染めだから染める液も藍色だと思っていた子どもたちは、実際に液の色を見て驚いていました。そう、実際の液の色は黄緑色だったのです。
そして、染めた布をすすいで、空気に触れて藍色に変わっていくのを見てさらに驚いていました。
すすぎの水の中にもだんだんと青い色が染み出していっているのがわかりますね。
出来上がったあい染めのハンカチは、濃い藍色から、空色までさまざまな色にきれいに染まりました。
作品は、10月27日(土)の会館文化祭で展示をする予定です。