9月24日(木)に、環境学習講座を行いました。
今回は、草津市環境学習プランナーである山本悦子さんをお招きし、ゴミの減量と風呂敷の活用について、講演をしていただきました。
講演の中では、私たちの日常生活の中で排出しているごみの分別を実物を使い、とても分かりやすく説明してくださいました。例えば、同じ紙であっても、ナイロンのコーティングがしているもので、表示に「プラ」マークがついているものは、燃えるごみに捨てなければならなかったり、子ども用のおもちゃなど、プラスティック用品であっても「プラ」マークがないものに関しては、現状はプラスティックゴミとしては捨てることができない。など、意識しているつもりであっても、つい見落としてしまいそうなポイントを具体的に教えて下さいました。
↑実物を使って、ごみの分別をしています
そして、私たちがゴミを減らすために大切にしたいことをして、
「3つのきり」を伝えてくださいました。
①買った食材を「使いきり」
②ごみを捨てる際「水きり」
③食材を「食べきり」
↑水切りのテクニックとして、古紙を使ってゴミ箱を作るお話をしてくださっています。
「3つのきり」、今日からの生活でも実践していけそうですね。
風呂敷の活用では、基本の結び方である「ま結び」を教えていただき、その後、普段から使えるエコバッグや、球体のものを包む「すいか包み」なども体験しました。
特に反響が大きかったのが、災害時に使える羽織ものや、風呂敷を2枚使用して作るリュックサックでした。
実際に背負ってみても、肩紐が痛くなりにくく、非常に使い勝手がいいリュックサックでした。
後半は、会館職員の指導による、Tシャツをリメイクして作るエコバッグづくりを行いました。
このエコバッグ、針も糸も使わずに作るため、底の部分を一つずつ結んでいくのですが、皆さん最後まで頑張ってくださり、素敵なオリジナルエコバッグを完成することができました!!